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巻の続きです。

鬼の棲む鬼獄界に行くために異次元空間をさまよう
子郎、美雪、護鬼、戦鬼。

異次元空間の中では、子郎は光、美雪はガラス、
護鬼は鉄、戦鬼は岩に
見えていましたが、
少しずつ元の姿が見えるようになります。



それまでガラス細工のように光っていた美雪も、
裸の
15歳の少女の姿に・・・。

あの旧校舎の一件に続いて、
またしても子郎に裸を見られてしまった美雪。

子郎も子郎で、とても気まずそうです。

「恥ずかしいわ。あのときは夢中だったから。とにかくついてきたくて」

と、美雪は恥ずかしそうに身体を隠します。

豪先生作品のヒロインに必須の「羞恥心」がよく出ていますね。

「手天童子」の後半の名シーンだと思います。

 

その後、子郎は自分の着ていたシャツを美雪に貸し、
美雪は感謝して着るのですが、

ここでおかしなことが一つ。

子郎が着ていたシャツは黒の長袖だったはずですが、

美雪が着た途端に半袖に変わっているのです。

確かに、半袖の方が可愛らしいですが、
どうせなら二の腕が見えていた方が良かったかなぁ。
Ww

 

ま、そんなこともあり、

子郎は未来へ、美雪は護鬼たちと一緒に平安時代に行ってしまい、

ここから物語はどんどん展開していきます。



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