7巻の続きです。
鬼の棲む鬼獄界に行くために異次元空間をさまよう
子郎、美雪、護鬼、戦鬼。
異次元空間の中では、子郎は光、美雪はガラス、
護鬼は鉄、戦鬼は岩に見えていましたが、
少しずつ元の姿が見えるようになります。
それまでガラス細工のように光っていた美雪も、
裸の15歳の少女の姿に・・・。
あの旧校舎の一件に続いて、
またしても子郎に裸を見られてしまった美雪。
子郎も子郎で、とても気まずそうです。
「恥ずかしいわ。あのときは夢中だったから。とにかくついてきたくて」
と、美雪は恥ずかしそうに身体を隠します。
豪先生作品のヒロインに必須の「羞恥心」がよく出ていますね。
「手天童子」の後半の名シーンだと思います。
その後、子郎は自分の着ていたシャツを美雪に貸し、
美雪は感謝して着るのですが、
ここでおかしなことが一つ。
子郎が着ていたシャツは黒の長袖だったはずですが、
美雪が着た途端に半袖に変わっているのです。
確かに、半袖の方が可愛らしいですが、
どうせなら二の腕が見えていた方が良かったかなぁ。Ww
ま、そんなこともあり、
子郎は未来へ、美雪は護鬼たちと一緒に平安時代に行ってしまい、
ここから物語はどんどん展開していきます。
気になる方は、こちら。